武勇伝はウザがられます

なんで武勇伝を話そうとするのか

ついつい飲み会や合コンなどで武勇伝を語る男性がいますが、あれはいったいどういう考え方で語っているのでしょうか。
その答えは簡単で、ちょっとでも自分に興味を向いてもらいたいからととにかく注目を集めて褒めてもらいたいからという『他人から認められたい』とか『自分を価値ある存在として認めたい』という承認欲求からきています。

ただし、この承認欲求には『自己承認欲求』と『他者承認欲求』の2種類があり武勇伝を語るという人は他の人たちから認められたいという『他者承認欲求』が強いことの現れと言えるでしょう。
逆に、自分で自分自身を認めたいと思ってひたすら己を高めようと行動する人は『自己承認欲求』の強い人と言えます。

武勇伝ははっきり言って悪い印象を与える

このように他者承認欲求を満たすために行われるのが武勇伝ですが、この武勇伝ははっきり言って男性でも女性でも悪印象を与える可能性が高いです。
武勇伝を聞かされている人にとっては「だからなんだ」と思う人もいればそれこそ夏休み前の校長先生の長話を聞いている学生のように「早く終わらないかなぁ」と思う人もいるのです。
武勇伝はいわゆる自慢話になってしまうことが多いので、聞いている人からするとつまらないというケースが多く、話す場合は圧倒的なまでのリスクがあると考えてください。

ただし、日本人は面と向かって否定する人がいないので、たとえマイナスの印象を強く与えたとしてもそれを口にすることはほとんどないでしょう。
わざわざトラブルを抱えたくないという人は笑顔を作って受け流すスタイルに入ってしまいます。

武勇伝を聞かされている人はこう思っています

武勇伝を聞かされた女性は基本的にうんざりしながら聞くことになります。
特に何回も同じ武勇伝を語ってくる人は存在そのものが迷惑と思われてしまうので、すでに大きなマイナス印象を与えてしまうでしょう。
ようするに武勇伝を聞かされたところで聞いている側の人の意見は「そんなことを聞かされてもどのように反応したらいいのかわからない」とか「聞いたところで無意味」とか「無駄な時間を過ごした」といった辛辣なものとなってしまいます。

基本的に自慢につながるお話がNG

武勇伝以外にも自慢話は嫌われる傾向にあるのでNGです。
例えば「またナンパされた」といったモテ自慢をしてくる人は男女問わず嫌われやすいですし、遠回しに自慢と思われる言葉も人によっては嫌われます。
例えば「また明日も役員とのお付き合いでゴルフがある」という意見は本当にいやいやながらの意見の場合は同情される可能性がありますが、人によってはそういったお付き合いがあると自慢していると判断されてしまうのでしないほうがいい話題となるのです。